洋服やインテリアを選ぶときに、何かアクセントになるものがあると、格段におしゃれに見えるようになります。
同じように、内装のリフォームでもアクセントになるものがいくつかあります。
今回は巾木(はばき)・見切り材・スイッチの3つについて、種類や素材をはじめ、選ぶときのポイントなどを詳しく解説します。

 

 

目 次

巾木(はばき)で空間の印象をチェンジ

巾木(はばき)とは、床に接する壁面に取付ける部材のこと。
壁の下部は、ものが当たりやすく汚れもつきやすいため、キズや汚れなどから保護する役目を持っています。
また、建築時にできやすい壁と床とのわずかな隙間を隠すのにも有効です。
素材の主流は木材ですが、樹脂やタイル、金属などを使用した巾木(はばき)もあるため、インテリアに合わせて選んでみましょう。

 

巾木(はばき)の種類

巾木(はばき)は、デザインによって次の3種類に分けられます。

  • すっきりタイプ
  • 装飾タイプ
  • アクセントタイプ

どのタイプの巾木(はばき)を選ぶかでインテリアの印象も大きく変わります。

 

すっきりとしたタイプ

通常よりも高さを抑えた巾木(はばき)なら、壁の面積を広く感じ全体的にすっきりとした印象になります。
シンプルなインテリアや、モダンテイストにもよく合うでしょう。
クロスと巾木(はばき)を白で揃えれば清潔感も高まるので、スマートで洗練された印象にしたい方にもおすすめです。

 

装飾タイプ

装飾タイプは、巾木(はばき)そのものに装飾を施したデザイン性のあるものです。
壁と床との間に視覚的なワンポイントを入れることで、全体の印象を和らげます。
どのインテリアテイストとも相性はよいですが、特におすすめなのはナチュラルテイストや、フレンチテイストのインテリアです。

 

アクセントタイプ

アクセントタイプの巾木(はばき)は、クロスや床材とあえて色味を変えて、巾木(はばき)そのものを空間のアクセントにしています。
巾木(はばき)だけでなく、窓枠や室内ドアといった建具とも色味を合わせれば、スタイリッシュな印象に仕上がるでしょう。

 

 

見切り材で床材の切り替えを美しく

見切り材とは、床材の素材が異なるときに、切り替え部分に入れる部材のこと。
見切り材を入れることで、段差をなくし、見た目をきれいに整える効果があります。

 

見切り材の主な素材

見切り材に使われる素材は、主に次の3種類です。

  • 木製
  • 金属製
  • 樹脂製

 

見切り材を選ぶときのポイント

見切り材を選ぶときのポイントは、床に馴染ませるのか、あえて目立たせるのかを決めることです。
たとえばフローリングと木製の見切り材を組み合わせて見た目を馴染ませれば、空間につながりが生まれます。

一方で金属の硬質さをあえて目立たせる見切り材なら、スタイリッシュでメリハリのある空間に。
特にステンレス製や真鍮製の見切り材はデザイン性が高く、高級感のある見た目で洗練された印象になります。

 

 

スイッチでインテリアの統一感を演出

照明などのスイッチは、一般的には樹脂製のシンプルなものを取付けますが、スイッチは思いのほか目立ちやすく、インテリアで後悔するポイントにもなりかねません。

部屋全体の雰囲気を統一するためには、スイッチのデザインや色にもこだわることが大切です。

 

おしゃれなスイッチの種類

おしゃれなスイッチを取付けたい方におすすめのスイッチを2つ紹介します。

 

アメリカンスイッチ

アメリカンスイッチは、棒状のスイッチを上下に動かすことで、オンオフの切り替えをおこないます。
レトロ感のある見た目がおしゃれで、オンオフが見た目で判別できるので、どの照明がついてどこが消えているのか一目見てすぐに分かるのも嬉しいポイントです。

アメリカンスイッチの魅力は、シンプルでどのようなインテリアにも合わせやすいこと。
ステンレス調のスタイリッシュなデザインの他、白の色合いが柔らかなデザインもあります。
クールな印象にもナチュラルな印象にも合わせやすいのが、アメリカンスイッチが人気の理由です。

 

トグルスイッチ

トグルスイッチとは、つまみ状のレバーを動かすことで、オンオフを切り替えるスイッチです。
つまみを動かす方向は上下や左右など、スイッチによって異なります。
レバーは人の手でつまみやすい形状のため、押し間違いなどもなく確実にオンオフの切り替えが可能です。

トグルスイッチの魅力は、デザイン性に優れていること。
特に真鍮製のトグルスイッチは高級感があり、アンティークテイストやヴィンテージテイストがお好みの方におすすめです。

 

スイッチを選ぶときのポイント

スイッチを選ぶときは、次の2つのポイントを意識しましょう。

  • インテリアとのバランスを考える
  • 使いやすさを重視する

スイッチは、周囲のインテリアとのバランスが大切です。
おしゃれなアクセントにもなるスイッチですが、デザインにこだわるあまり、目立ちすぎてしまっては逆効果。
部屋全体で見たときに、スイッチが浮き立ってしまわないように、色やデザインには十分注意しましょう。

 

 

おしゃれな部屋にリフォームするなら細部にまでこだわろう

おしゃれな部屋にリフォームしたいなら、巾木(はばき)や見切り材、スイッチなどの細部にもこだわりましょう。
「わが家のマイスター」では、全体的なコーディネートも大切にしながら、理想を叶えるリフォームのご提案をいたします。
細部にまでこだわったおしゃれな部屋づくりをご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。