コロナ禍だった頃、おうちでの食事が増えて、冷蔵庫ひとつでは保存スペースが足りないと感じた方もいるのではないでしょうか。
最近、メインの冷蔵庫とは別にセカンド冷蔵庫を置くことを検討される方が増えています。
そこで、今回はセカンド冷蔵庫の選び方や活用方法を徹底解説します。

 

 

目 次

なぜセカンド冷蔵庫が注目されているの?

セカンド冷蔵庫とはその名のとおり、2台目の冷蔵庫のことです。
メインの冷蔵庫を大型のものに買い替える方法もありますが、大型冷蔵庫は高価なことも。
小さめの冷蔵庫をもう一台買い足した方が、安く済ませられることが多いのです。

最近は、仕事をしながら家事もこなす世帯が増えています。
平日はなかなかスーパーに行けず、週末に買いだめや作り置きをするため、冷蔵庫内のスペースが不足しがちです。

 

セカンド冷蔵庫の種類

セカンド冷蔵庫としてよく選ばれるのは、次の3タイプです。用途に合わせて選びましょう。

 

小型冷蔵庫(1ドア)

冷蔵保存の飲み物や食べ物を入れたい場合は、よくホテルに置かれているような1ドアタイプの小型冷蔵庫でも良いかもしれません。
背が低いので、書斎や寝室などに置くのにぴったり。製氷室が搭載されたタイプもあります。

 

小型冷蔵庫(2ドア)

1ドアでは物足りない、冷凍食品やアイスなども入れたいという場合は、2ドアタイプの小型冷蔵庫がおすすめです。
一人暮らし用で探してみると、たくさんの種類が見つかるでしょう。

 

小型冷凍庫(1ドア)

冷凍食品をたくさんストックしたいなら、冷凍庫のみのタイプもおすすめです。
以前は大家族向けや業務用の上開きの冷凍庫が多かったのですが、最近はコンパクトな前開きタイプの冷凍庫も増えています。

 

 

セカンド冷蔵庫のメリット

セカンド冷蔵庫を取り入れるメリットは主に2つあります。

 

買いだめ・作り置きができる

メインの冷蔵庫がいっぱいでも、セカンド冷蔵庫があれば食べ物や飲み物をたっぷり収納できます。
冷凍庫がついているタイプなら、肉や魚を安いときにまとめ買いしておき、冷凍保存することも可能です。
これまで冷蔵庫の容量不足であきらめていた、買いだめや作り置きもしやすくなります。

 

キッチンまで取りに行かずにすむ

飲み物がほしいと思ったとき、寝室や書斎からわざわざキッチンまで足を運ぶのは面倒ですが、セカンド冷蔵庫があればすぐに用意できます。

飲み終わったらすぐに冷蔵庫に入れられるので、衛生面でも安心です。

 

 

セカンド冷蔵庫のデメリット

何かと便利なセカンド冷蔵庫ですが、デメリットも存在します。

 

置き場所が必要になる

まずは置き場所を確保しなければなりません。
冷蔵庫を置くスペースはもちろんのこと、コンセントの場所や排熱スペースといった問題をクリアしてから、購入すると良いでしょう。

 

電気代がかかる

冷蔵庫は24時間365日稼働しているだけに、1台増えると電気代の負担が気になるところです。

  • 年間消費電力×1KWhあたりの電気料金単価=おおよその年間電気代

電気代は、上記の計算式から目安がわかりますので、おおよその金額を踏まえた上で検討しましょう。

 

 

セカンド冷蔵庫のおすすめ設置場所と活用方法

セカンド冷蔵庫はキッチンだけでなく、リビングや寝室に置くのもおすすめです。

 

キッチン

キッチンにセカンド冷蔵庫を設置すると食材をすぐに取り出せるので、調理中に無駄な移動をしなくてすみます。
また、買い物後に食品を収めるときも同じ動線なので、スムーズに動けます。

 

リビング

リビングからキッチンまでの距離は近いものの、意外と冷蔵庫まで歩いて行くのは面倒なことも。
リビングに小型冷蔵庫があれば、家族が好きなときに飲み物や食べ物を取り出せます。
一見すると冷蔵庫に見えないようなおしゃれなモデルなら、インテリアの邪魔もしません。

 

寝室

夜間に喉が渇いたとき、わざわざキッチンに行くのは億劫ですが、寝室にセカンド冷蔵庫があれば問題も解決します。
氷枕などひんやりグッズを入れておけば、寝苦しい夜にサッと取り出せて便利。
ビールやワインを冷やしておいて、寝る前に楽しむのも良いですね。

 

書斎

コロナ禍だった頃、テレワークができる書斎を自宅につくった方も多いのではないでしょうか。
書斎にセカンド冷蔵庫があれば、仕事の途中でちょっと冷えた飲み物がほしいときや小腹がすいたときに役立ちます。

 

 

セカンド冷蔵庫の選び方と注意点

セカンド冷蔵庫を選ぶときは、次の3つのポイントに注意しましょう。

 

容量

セカンド冷蔵庫の容量は、設置場所や使用目的に合わせて選びましょう。
キッチンに設置するなら、たっぷり収納できる100~150Lのモデルがおすすめ。
寝室やリビングに置くなら、100L以下の小型モデルが適しています。

 

サイズ

冷蔵庫のサイズによっては、設置したい場所に収まらないこともあるため、必ず購入前に設置場所を測っておきましょう。
また、設置場所によっては搬入経路のチェックも必要です。
冷蔵庫のサイズに対して搬入経路が狭すぎないか、予め測っておくといいですね。

 

静音性

寝室や書斎にセカンド冷蔵庫を置くなら静音性も要チェックです。
騒音値dBが低いと、そばに冷蔵庫があってもぐっすり眠れるでしょう。

 

 

セカンド冷蔵庫の置き場所がないなら

セカンド冷蔵庫なら、大型の冷蔵庫に買い替えるよりもリーズナブルに収納量を増やせます。
キッチンに行かなくても冷たい飲み物や食べ物を取り出せるので、移動するストレスもなくなります。
また、買いだめや作り置きができるようになるので、食費の節約や料理の時短につながるのもメリットです。

ただし、設置場所が必要なので、セカンド冷蔵庫の置き場所がないのであれば、リフォームを考えてみても良いかもしれません。
「わが家のマイスター」が、暮らしやすい間取りや動線など最適なリフォームをご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。