自宅にいながら、まるでカフェで過ごしているかのような気分になれる「カフェスペース」。
ほっと落ち着くインテリアで、非日常感のある素敵な暮らしが叶うと人気です。
今回はそんなカフェスペースをリフォームで叶えるためのポイントや、おしゃれなカフェスペースの事例をご紹介します。
おうちにカフェスペースをつくる際のポイント
カフェといえば、おしゃれで落ち着く空間。
まずは、そんなカフェスペースを自宅につくる際のポイントを見ていきましょう。
カフェのテイストを決める
一口に「カフェスタイル」と言っても、ナチュラル・アンティーク・ブルックリンなどテイストはさまざま。
まずは理想とするカフェのテイストを決めましょう。
お気に入りカフェがある場合は、カフェの雰囲気に似せられるようにしっかりとイメージしておくといいですね。
壁紙にこだわる
空間の中でも広い範囲を占める壁。
壁紙にこだわることで、部屋の雰囲気をぐっと理想のカフェスタイルに近づけることができます。
カフェスペースにおすすめの壁紙は、レンガ・タイル・木目調など。
チョークで文字が書ける黒板壁紙もカフェスタイルにおすすめです。
低めの家具で圧迫感を軽減する
カフェのような落ち着きのある空間をつくるには、空間を広く見せるのがポイント。
ソファ・テーブル・収納棚などの家具は、背の低いものを選ぶとよいでしょう。
背の低い家具を置くことで視界が広がり、圧迫感のない開放的な空間を演出できます。
生活感が出るものを収納する
書類や洗濯物に囲まれた空間では、カフェの雰囲気を味わうことが難しいかもしれません。
生活感の出るものを視界から隠して「非日常感」を演出することが大切です。
見せる収納を取り入れる
飾り棚を設けて、見せる収納を取り入れるのもおすすめ。
パッケージのかわいい調味料やお気に入りのお皿・コップを飾ると、カフェのようなおしゃれな雰囲気になります。
調味料などを透明な瓶に移し替えて、キッチンにずらっと並べるのも素敵です。
カフェスペースに適したアイテムを紹介
次に、取り入れることでカフェスペースに近づけるアイテムを紹介します。
テーブル
カフェスペースに欠かせないテーブルは、大きく四角形と円形の2つに分けられます。
- 四角形のテーブル:無駄のないシンプルなデザインで洗練された印象になる。
- 円形のテーブル :柔らかい印象になり、圧迫感のないカフェスペースがつくれる。
円形のテーブルは座った時に全員の顔が目に入るため、会話も弾みやすいでしょう。
なおカフェのテーブルの高さは、65〜70cmが一般的です。
イス
イスは座った時にかかとが床に付き、長く座っても疲れないものをチョイスしましょう。
テーブルの天板からイスの座面までの高さは、25〜30cmがベストです。
低めのテーブルとソファを設置して、ゆったりくつろげる空間をつくるのもおすすめです。
照明
おしゃれなカフェ空間をつくるには、照明にこだわるのも大切なポイント。
キッチンやダイニングにペンダントライトを採用したり、インテリア性のあるスタンドライトや間接照明を使ってみたり……。
夜はペンダントライトや間接照明だけにすると、昼とは違った印象の素敵なカフェスペースになるでしょう。
グリーン
置くだけで空間が華やかになるグリーンも、カフェらしい空間づくりに欠かせないアイテムの1つ。
コンセントが隠れるようにグリーンを置けば、生活感を隠せてカフェのような雰囲気になり一石二鳥です。
カフェスペースでの過ごし方
自宅にカフェスペースがあると、いつもの暮らしがワンランクアップします。
カフェスペースでの過ごし方の一例をご紹介しましょう。
日常のブレイクタイム
リラックスできるカフェスペースは、ほっと落ち着くブレイクタイムにぴったり。
家事や在宅ワークの合間などにカフェスペースでコーヒーを飲めば、ほっと一息つけて心も体も癒やされるでしょう。
友人を呼んでおしゃべり
自宅にカフェスペースがあれば、仲のいい友人を招いておしゃべりを楽しめます。
カフェのように他の人がいないので、周囲を気にすることなく盛り上がれるのも嬉しいポイント。
自宅なので、小さな子供がいる場合も気兼ねなく過ごせるでしょう。
家族のコミュニケーションスペース
居心地のいいカフェ空間は、自然と家族が集まること間違いなし。
1日の終わりに家族みんなでカフェスペースに集まって、今日あった出来事を話したり週末の予定を立てたりと有意義な時間を過ごせそうです。
おしゃれなカフェスペースを取り入れた事例を紹介
ここからは、実際にカフェスペースを取り入れたお住まいを見ていきましょう。
ぜひご自宅にカフェスペースを取り入れる時の参考にしてくださいね。
グレー×見せる収納の壁がおしゃれなカフェスペース
グレーの壁紙がインパクト抜群なカフェスペース。
ウッド調の飾り棚には、本や小物がバランスよく配置されています。
あえて大きさや形の異なる飾り棚をチョイスすることで、よりセンスよくおしゃれに感じられますね。
3つ並んだスポットライトやたくさんのグリーンも、カフェの雰囲気を感じられて素敵です。
光が差し込む窓際のカフェスペース
ダイニングとは別に小さなテーブルをおいて、カフェスペースをつくるのもおすすめ。
窓際につくってゆったりと座れる椅子を合わせれば、ぽかぽかと暖かく、いつまでも長居したくなるお気に入りスポットになること間違いなしです。
和×ブルックリンの個性的なカフェスペース
こちらは、築35年の中古住宅をリフォームしてカフェスペースを取り入れた事例です。
旧和室だったリビングは障子や襖を残して自然塗料を塗り、ほっと落ち着ける和の空間に。
天井を解体して丸太の梁を現すことで圧迫感を軽減し、開放的な印象になりました。
キッチンの腰壁や垂れ壁には、コンクリート打ちっぱなし風の壁紙を貼ってブルックリン風にデザイン。
オープンの吊り戸棚やそこに取り付けたワイングラスホルダー、おしゃれなペンダントライトも、カフェのような空間づくりに一役買っています。
おうちにリラックスできるカフェスペースをつくろう
おうちにカフェスペースがある住まいは、家族や友人とのコミュニケーションをとる際やほっと落ち着けるリラックスタイムにぴったり。
理想とするカフェスペースをつくり上げるには、しっかりとしたイメージを持ってリフォームに挑むことが大切です。
「こんなカフェスペースをつくりたい!」と明確なイメージを持たれている方も、「ぼんやりとしかイメージがない」という方も、ぜひ一度「わが家のマイスター」にご相談ください。
お客さまの理想の空間をお伺いして、ぴったりのカフェスタイルをご提案させていただきます。