コロナ禍を経て、私たちの生活様式は大きく変化しました。
リモートワークや自宅での学習の必要性が高まり、ワークスペースのスタイルも多様化。
単なる仕事場としてだけでなく、多目的に活用できる空間づくりが注目を集めています。

そこで今回は、ワークスペースのメリットやデメリット、多目的に使えるおすすめのレイアウトをご紹介!
快適で機能的なワークスペースが欲しいという方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

目 次

ワークスペースとは?書斎との違いは?

ワークスペースとは、仕事・趣味・読書・勉強・書類整理などを行うための専用スペースのこと。
従来の「書斎」とは異なり、より柔軟で多目的な利用を想定しています。

また、書斎は独立した個人的な空間であることが多い一方で、ワークスペースはリビングの一角に設けることが比較的多いのも特徴です。
家族がいる中で使えるワークスペースなら、子供の勉強も見守りやすく、趣味の共有もしやすいでしょう。

 

 

ワークスペースをつくるメリット

ワークスペースをつくることで、次のようなメリットがあります。

 

  • 家族みんなで使える
  • 作業や学習に集中しやすい
  • 仕事とプライベートのオンオフがしやすい
  • 子どもの勉強を見守りやすい
  • 家事の合間にも使いやすく作業の再開がしやすい

ワークスペースのメリットは、家族みんなで使えること。
また専用スペースがあることで作業や学習に集中しやすくなり、普段の生活との切り替えもスムーズになります。
リビングの一角に設けると、子どもの宿題を見守りながら家事を行えるなど効率性もアップ!
ダイニングテーブルを作業などに使用していると、食事のたびに作業をストップして片付けなければなりませんが、ワークスペースなら作業途中に片付ける必要がないのも嬉しいポイントです。

 

 

ワークスぺースをつくるデメリット

ワークスペースをつくるデメリットは、以下の通りです。

 

  • 他の生活空間が狭くなる
  • オープンなスペースの場合、集中できないことも
  • 使い勝手が悪いと使わなくなる

ワークスペースをつくると、その分、他の生活空間は狭くなってしまいます。
またリビングの一角にワークスペースを設ける場合、家族の動きや話し声、テレビの音などにより集中が妨げられてしまうかもしれません。
さらに、十分な計画を立てずにワークスペースを作ってしまうと、使い勝手が悪く、結果的に使わなくなってしまうこともあるので注意してください。
ワークスペースを取り入れる際は、これらのメリット・デメリットを考慮しながら、自分に合ったワークスペースづくりを心がけることが大切です。

 

 

ワークスペースのおすすめレイアウト

一口に「ワークスペース」と言っても、さまざまなレイアウトがあります。
レイアウトによって使い勝手が変わってくるので、ライフスタイルにあったものを選ぶようにしましょう。

 

オープンシェア型

オープンシェア型は、リビングの一角や廊下の突き当たりなど、家族と共有できるオープンなスペースを活用するスタイル。
家族みんなが使いやすく、家族の様子も見守りやすいというメリットがあります。
ただしオープンシェア型は、机の上がごちゃごちゃしていると、その空間全体が荒れた印象になってしまう点に注意。
来客から見られる場所に設ける場合などは、特に収納スペースを十分に確保して整理整頓を心がけることが大切です。

 

リラックス型

リラックス型は、読書や趣味の時間を楽しむためのくつろぎスペースとしても活用できるワークスペース。
例えば低めのソファに低めの机を合わせると、リラックスした姿勢で作業できるようになります。
また窓際にカウンターテーブルを設置すると、自然光を十分に取り入れることができ、明るく快適な空間に仕上がるでしょう。
柔らかな照明を取り入れたり、観葉植物を置いたりする雰囲気づくりも大切なポイント。
お気に入りのカフェにいるような落ち着いた雰囲気のワークスペースなら、集中して作業に取り組みつつ、必要な時にはリラックスして気分転換できます。

 

集中個室型

集中個室型は、静かな環境で集中したい場合や、オンライン会議などにも対応できる個室タイプ。
オープン型では集中できないという方や、来客がいる時にも気にせずに使いたいという方におすすめです。
周りの様子を気にすることなく集中できるので、勉強や趣味にも専念できるでしょう。
リビングに隣接させたり、廊下から入れるような位置に設けたり、家族のみんなが使いやすい間取りがおススメです。

 

 

集中しやすいワークスペースづくりのポイント

集中しやすいワークスペースをつくるために、以下のポイントを押さえましょう。

 

机の位置

机は人が頻繁に通る場所やドアの近くは避け、できるだけ静かで落ち着ける場所に設置するのがおすすめ。
壁に向かって配置すると、視界に余計なものが入らないため、集中して作業が行えます。
視線の向こうに窓があり、自然光が入る場所を選ぶと、開放感があり使いやすい空間になるでしょう。
たまに窓の外を眺めてリフレッシュできるのも嬉しいポイントです。

 

収納

ワークスペースに収納をつくり、そこに書類や学用品をまとめて収納すれば、管理がスムーズになります。
よく使うものは手の届きやすい場所に収納すれば、作業効率もアップ!
扉付きの収納にすれば、オープン型のワークスペースでもスッキリとした空間を保ちやすいでしょう。

 

コンセント

ワークスペースでは、パソコンやタブレットを使って作業を行う方も多いでしょう。
その他、スマートフォンや電気機器の充電をしたい方も多いかと思います。
ワークスペースでどんな家電を使うのかを書き出して、十分な数のコンセントを用意することをおすすめします。

 

 

リフォームで理想のワークスペースを実現しよう

ワークスペースは在宅ワークだけではなく、子どもが宿題をしたり、家族が趣味を楽しんだりと、さまざまな使い方ができる場所です。
理想のワークスペースはどんなものなのかじっくりと考えて、リフォームで実現してみませんか。

「わが家のマイスター」では、経験豊富な専門家が理想を叶えるご提案をさせていただきます。
リフォームで快適なワークスペースを作りたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。