生活スタイルやライフステージの変化に応じて、リフォームを検討する人は多く、中でも人気なのがリビングのリフォームです。
人が集まりやすく、滞在時間も長いリビングは、住居の中で最も重要な空間の一つと言っても過言ではありません。

特にここ数年、間取りを変更してリビングそのものを拡張するケースが増えてきています。
そこで今回は、事例を交えながらリビングのリフォームについて解説していきます。

 

 

目 次

広々としたリビングがトレンド

現在流行しているのが「広々として開放感のあるリビング」です。

広くすることによるメリットの一つに、家族のコミュニケーションが増えることが挙げられます。
一人ひとりが自由に過ごせるほどの広さがあれば、ストレスを感じることなく、同じ空間でくつろぐことができるため、自然と家族が集まるようになります。

また、面積が大きくなるとその分、隣接する部屋の数が増える傾向にあります。
リビングから他の部屋へ行き来しやすくなることで、生活動線の向上が期待できるでしょう。

 

 

ライフステージの変化はリフォームのチャンス

リビングに限らず、ライフステージの変化はリフォームの大きなチャンスです。

  • 子どもが独立して使わない部屋ができた
  • 将来のためにバリアフリー化を考えるようになった

例えばこのようなシチュエーションの場合、リフォームによって間取りを変更することで、より生活スタイルにマッチした住居が実現します。

また、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、感染対策に関係なく、在宅ワークがメインになったという人も増えてきました。このようなワークスタイルが変化したタイミングも、リフォームを行うチャンスの一つです。

 

 

リフォームの流れ

実際にリフォームを行う場合には、以下のような流れで進行することが多いです。

  • リフォームの目的を明確にする
  • 施工事例を見て情報収集する
  • 見積りを取る
  • リフォーム開始
  • リフォーム完了

 

リフォームの目的を明確にする

まずはリフォームを行う目的を明確にしましょう。

  • 今の住居のどこに不満があるか
  • どのような住居を実現したいか

など、目的によって適切なリフォームは異なります。
専門家と打ち合わせをする際、目的が明らかになっていると、それに合わせておすすめのリフォームプランを提案してくれるでしょう。

 

施工事例を見て情報収集する

リフォームを行う際は多くの情報を集めることが大切です。
リフォーム事例などを見て、どのようなリフォームがあるのか、どれほどの費用がかかるのかをチェックしておきましょう。

その上でおおよその予算を決め、希望するリフォーム内容と合わせて専門家に伝えることで、円滑に打ち合わせを進めることができます。

 

見積りを取る

次にリフォームを依頼する業者を見つけて、見積りを取得します。

前もって自分で調べることももちろん大切ですが、プロに相談することで、より正確な情報を手に入れることができるでしょう。
また、自分が持っている要望はできるだけ細かく伝えた方が、正確な見積りをもらうことができます。

打ち合わせは複数回行うことが一般的ですが、間取りを変更する場合は特に慎重に計画を立てる必要があります。
打ち合わせを重ねる中で、費用や工事期間など、リフォームプランをより具体的にしていきます。

 

リフォーム開始

リフォームプランに合意し、正式に契約を交わせば、いよいよ工事が実施されます。
騒音が発生することも考えられるので、事前にご近所の方々に挨拶しておきましょう。

また、間取りを変更する場合は工事が大規模になるケースも多いため、仮住まいが必要になることも考えられます。
一時的に親戚の家で暮らすことになったり、賃貸マンションを借りる可能性があることも考慮しておきましょう。

 

リフォーム完了

リフォームが完了したら、傷や汚れがないか、契約内容と異なる部分はないかなどを確認しましょう。
稀にリフォームしたばかりでも何らかの不具合が見つかることがありますが、後々トラブルに発展するのを避けるためにも、引き渡しの際に発見するのがベストです。
一通り問題ないことを確認できれば、確認書類にサインをして、リフォームは完了です。

 

 

リビングのリフォーム事例5選

参考にしていただくために、リビングのリフォームの事例を5つご紹介いたします。

 

LDKの間取りを見直して 夫婦二人で過ごす快適くつろぎ空間に♪

  • 施工箇所:LDK(洋室)
  • 施工内容:LDKの間取り変更、カウンター台の設置、勝手口ドアサイズのサイズ変更他
  • 工事日数:20日間
  • 工事費用:約330万円

LDKをリフォームすることで、夫婦2人の生活スタイルに適した間取りに変更しています。
コンパクトな食事スペースとしてキッチンの前にカウンターテーブルを設置することで、リビング自体に開放感が生まれています。

リフォームの詳細はこちら
https://www.wagayano-m.com/portfolio/construction_1073/

 

WA(和&輪)ブルックリンスタイル 快適リフォーム

  • 建物タイプ:一戸建て
  • 築年数:35年
  • 施工箇所:キッチン、リビング
  • 施工内容:システムキッチン取替え、ガス温水床暖房設置、リビング内装工事
  • 工事日数:14日間
  • 工事費用:約440万円

人気のブルックリンスタイルと和風住宅を組み合わせた、デザイン性の高いリビングです。
キッチンを対面式にすることで、家族とコミュニケーションを取りながら家事をすることができます。
間取りは変わっていませんが、天井を解体することで、梁を活かした古民家風のリビングになっています。

リフォームの詳細はこちら
https://www.wagayano-m.com/portfolio/construction_350/

 

照明にもこだわった白を基調にしたおしゃれな広々LDK空間

  • 建物タイプ:集合住宅
  • 築年数:24年
  • 施工箇所:LDK、玄関、廊下、和室(6畳)
  • 施工内容:和室をなくしてLDK拡張、WIC新設、システムキッチン取替え、キッチンまわりの造作、玄関収納取替え、間接照明新設、エコカラット施工
  • 工事日数:3週間
  • 工事費用:約600万円

隣接する和室をなくし、その分LDKを拡張。
家族全員が集まっても気兼ねなくリラックスできるほど、広々とした空間になりました。
白を基調としたデザインはもちろん、細かい設備の配置にこだわることで、一体感が生まれています。

リフォームの詳細はこちら
https://www.wagayano-m.com/portfolio/construction_758/

 

間取りを見直して 憧れの対面キッチンが映える スタイリッシュなLDK空間

  • 建物タイプ:戸建て
  • 築年数:約26年
  • 施工箇所:LDK
  • 施工内容:間仕切り壁の撤去、壁付けキッチンから対面キッチンに取替え、勝手口の移設、床張替え、クロス貼替え
  • 工事日数:約3週間
  • 工事費用:約400万円

お子さまの里帰りに伴い、LDKの拡張リフォームを行った事例です。
間仕切り壁を撤去して広さを確保しただけでなく、壁や床も一新したことで、スタイリッシュなLDKに生まれ変わりました。

リフォームの詳細はこちら
https://www.wagayano-m.com/portfolio/construction_3008/

 

3Dプランで完成イメージをふくらませて お子さま家族が集まれる理想のLDKに

  • 建物タイプ:戸建て
  • 築年数:27年
  • 施工箇所:LDK、和室、洗面脱衣室、廊下、玄関
  • 施工内容:システムキッチン取替え、洗面化粧台取替え、フローリング上張り、和室から洋室に改修、スライディングスクリーン設置、内装建具取替え、玄関ドア取替え、勝手口ドア取替え、出窓取替え、パントリー可動棚設置、クロス貼替え、カーテン取替え
  • 工事日数:約3週間
  • 工事費用:890万円(税込)

リビングと和室の間にあった垂れ壁を無くしたことで、見通しの良い空間になっています。
キッチンも壁付けタイプから対面タイプに変更したことで、リビングを楽々見渡せるようになりました。
また、LDKだけでなく、廊下や玄関もリフォームしています。

リフォームの詳細はこちら
https://www.wagayano-m.com/portfolio/construction_1530/

 

 

間取りを変更する際の注意点

小規模なリフォームとは違い、間取りを変更する場合はいくつかの注意点が存在します。
スムーズに計画を進めるために、以下の点をあらかじめ理解しておきましょう。

  • 構造によっては間取りを変更できない
  • 生活動線を意識する
  • 水まわりの移動は費用がかかる

 

構造によっては間取りを変更できない

もともとの住居の構造によっては、どうしても撤去できない壁や柱があります。
そのような場合、変更できる間取りに制限がかかり、要望通りのリフォームが叶わないことも考えられます。
そのため、早い段階で専門家に依頼し、希望するリフォームが実現可能かどうかを確かめることが重要です。

 

生活動線を意識する

間取りを変更する場合、特に注意しなければいけないのが生活動線です。
以前より快適なリビングになったとしても、他の部屋との行き来がしにくくなってしまうと、せっかくリフォームしたのに生活しづらくなってしまいます。

リフォームする部屋だけでなく、あくまで住居全体の間取りを意識しながら計画を立てることが大切です。
ただ、それにはどうしても専門知識が必要になるため、専門家に相談して適切な配置をアドバイスしてもらいましょう。

 

水まわりの移動は費用がかかる

間取りを変更するとなると、各設備の場所を移動しなければいけなくなることも考えられますが、特に注意が必要なのが水まわりです。
キッチンや浴室、トイレなど、生活スタイルに与える影響が大きいことはもちろん、排水管などの問題から移動にかかる費用も大きくなってしまいます。

 

 

リビングの拡張はまず専門家に相談!

広々として開放感のあるリビングには誰もが憧れますが、間取りの変更はただ壁を撤去して部屋を繋げたり、増設すれば良いというわけではありません。
場合によっては高額な費用がかかってしまったり、生活動線が悪くなってしまうこともあり得ます。

リフォーム規模も自ずと大きくなってしまうため、最初にリフォームの専門家に相談しましょう。

「わが家のマイスター」はお客さまの理想を叶えるため、最適なリフォームプランを提案させていただくだけでなく、リフォーム後の無償点検もおこなっています。
リフォームが完了した後もお客さまが快適な生活を送れるようサポートさせていただくので、まずはお気軽にご相談ください。