収納は、住まいの快適さを左右します。
「日々探しものが多くてストレス……」「家の中をすっきり片付けたい!」という方は、収納リフォームを検討してみてはいかがでしょうか?
今回は収納リフォームのメリットと、収納リフォームを成功させるポイントを解説します。
部屋別の収納アイデアも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
収納リフォームをするメリット
収納リフォームをすると、家の中がきれいに片付きます。
散らかりがちな小物類を隠して収納すれば、生活感のないすっきりとした空間を実現できますよ。
ものの定位置を決めることで探し物の時間も減り、必要なものをすぐに取り出せるようになるので、毎日の生活もスムーズになるでしょう。
デッドスペースを活用すれば、空間を狭めることなく、むしろ今よりも広い生活空間を手に入れることができるかもしれません。
収納リフォームを成功させる注意点
収納リフォームを計画する際には、いくつかのポイントに注意しましょう。
まず、ライフスタイルや家族構成に合わせた計画を立てることが大切です。
単に収納量を増やすことだけを目的にするのではなく、どのようなものをどこに収納したいのか、家族の動線を考慮した配置を検討しましょう。
子どもの成長や趣味の変化にも対応できるよう、棚の高さを調整できる可動式の収納を取り入れるなど、柔軟性のある計画を心がけてください。
また、日々の使用頻度も考慮することが大切です。
日常的に使うものは手の届きやすい場所に収納し、季節ものや特別な機会にしか使わない使用頻度の低いものは上段や奥に収納するといいでしょう。
暮らしやすさと美しさを両立させるには、メリハリのある収納計画がカギとなります。
すべてのものを隠してしまうのではなく、お気に入りの雑貨や本などを飾るディスプレイスペースも設けて、おしゃれで魅力的な空間をつくり上げましょう。
【部屋別】おすすめの収納リフォームアイデア
ここからは実際に、各部屋におすすめの収納アイデアをご紹介します。
玄関の収納リフォームアイデア
家の顔であり、家族が毎日必ず通る玄関は、常にすっきりとした空間をキープしたいところ。
家族分の靴や傘などを収納するために、次のような収納リフォームがおすすめです。
- シューズクローク
- 土間収納
- 背の高い収納
- ニッチ収納
シューズクロークを設けると、家族全員の靴をまとめて収納できます。
靴以外にベビーカーやアウトドア用品も収納したい方は、玄関の横に広めの土間収納を設けるといいでしょう。
汚れたものを室内に持ち込まずに済み、外出時の準備もスムーズになります。
広いスペースを確保できない場合は、下駄箱を天井近くまでの背の高い収納にリフォームするだけでも、すっきりと使いやすい玄関になりますよ。
壁にはニッチをつくり、鍵やハンコなどの小物類を収納するようにすると、「出かける時に限って見つからない」というストレスから解放されるのでおすすめです。
リビングの収納リフォームアイデア
家族が集まるリビングは、散らかりやすい場所でもあります。
次のような収納を設けて、生活感を感じさせないすっきりとした空間を実現しましょう。
- 壁面収納
- 可動棚で見せる収納
- システム収納
壁を活用した壁面収納は、限られた空間を無駄なく活用できます。
本やインテリア小物、観葉植物などをバランスよく配置すれば、統一感のある美しい空間を演出できるでしょう。
部分的に扉をつければ、細々したものを収納しても綺麗な見た目をキープできます。
コレクションのディスプレイには、高さを調整できる可動棚がぴったり。
お気に入りのフィギュアや思い出の品などをセンス良く飾ることで、リビングに個性とおしゃれ感をプラスできますよ。
家族構成やライフスタイルの変化に対応するには、棚の位置や引き出しの数を自由に組み合わせられるシステム収納が便利です。
キッチンの収納リフォームアイデア
調理器具やお皿、食材など、収納するものがたくさんあるキッチン。
毎日のキッチン作業がもっと快適になるよう、リフォームで次のような収納を取り入れてみてはいかがでしょうか?
- パントリー
- カウンター下収納
- マグネット収納
- 移動できるワゴン収納
スペースに余裕がある場合は、キッチン近くにパントリーを設置するのがおすすめ。
まとめ買いした食材や普段使わない調理家電などをまとめて収納できるので、キッチンまわりをすっきりと保てます。
限られたスペースを有効活用したい方は、キッチンカウンターの下を活用しましょう。
ダイニング側にも収納を設け、取り分け用の食器やカトラリー類を収納すれば、食事の用意もスムーズになりますよ。
また、キッチンの壁面をマグネット収納にするのもおすすめのアイデア。
包丁やキッチンツール、スパイスボトルなどを壁に取り付けると、作業中にサッと取れて料理の効率もアップします。
キッチンとダイニングの両方で使うものの収納には、キャスター付きのワゴンがおすすめ。
調理中は作業台の横に置き、料理が終わったらダイニングテーブル横に移動するなど、シーンに合わせて活用できます。
その他の収納リフォームアイデア
家の中には、使っていない部屋や廊下、階段下など、工夫次第で収納スペースとして活用できる場所があります。
次のような収納リフォームで、見落としがちな場所も有効活用しましょう。
- ウォークインクローゼット
- ウォークスルークローゼット
- 階段下収納
もし使っていない部屋があれば、思い切ってウォークインクローゼットにリフォームしてみてはいかがでしょうか?
衣類だけでなく、シーズンオフの寝具やスーツケースなど大型のものも収納できますし、家族共用のファミリークローゼットとして活用すれば、各部屋を広く使えるメリットもあります。
また、ウォークインクローゼットの出入口を2つにして、通り抜けられるウォークスルークローゼットにするのもおすすめです。
例えば、寝室と廊下の間にウォークスルークローゼットを設けると、朝の準備がよりスムーズに行えるようになりますよ。
さらに階段下のスペースも、工夫次第で貴重な収納スペースに変わります。
形は不規則ですが、棚を設けると使い勝手は格段にアップ!
廊下からの見た目が気になる場合は、扉付きにして目隠しすると良いでしょう。
最新の収納リフォームで住まいを快適に
収納リフォームは、暮らしやすさと空間の美しさを両立できるおすすめのリフォームです。
家族のライフスタイルや将来の変化も考慮しながら、各部屋に合った収納を計画しましょう。
「収納リフォームですっきりとした住空間を実現したい」という方は、ぜひ一度わが家のマイスターにご相談ください。
プロの目線から、お客さまにあった理想の収納計画をご提案させていただきます。