「最近よく眠れないな」と感じている方はいらっしゃいませんか?
ただ疲れがたまっているだけということもありますが、その原因はもしかしたらベッドルームにあるかも。
ベッドルームを少し工夫するだけで、リラックスして快眠できることもあります。
今回は、快眠に近づくベッドルームのポイントをお伝えします。

 

目 次

快眠できないベッドルームの原因

なかなか眠れないという方は、ベッドルームの環境が整っていないのかもしれません。

  • マットレスや枕が体にあっていない
  • 照明が明るい
  • 雑音や騒音が聞こえる
  • 刺激的な色や柄のインテリアを使っている

上記のようなベッドルームは、少し工夫するだけで快眠しやすい空間にできますよ。
寝具を新調する、壁紙を張替える、電球を変えるなど、できるところからひとつずつやってみましょう。

 

 

快眠できるベッドルームの整え方

では具体的に、どのように変えていけばいいのでしょうか。
ここでは快眠につながるベッドルームの整え方をご紹介します。

 

寝具

寝心地をアップさせるには、体にフィットするマットレスと枕選びが大切です。
理想的な寝姿勢は、背骨がなだらかなS字を描くこと。
立ち姿勢を再現できる、適度な反発力を持ち合わせるマットレスがおすすめです。
お尻や肩まわりがほどよく沈み、背中や腰をしっかり支えてくれるかチェックしてみてください。
高さや硬さが合わない枕を使っていると、首や肩の凝りがなかなか取れないので、首のカーブを自然に保ちつつ、寝返りしやすいタイプに変えてみましょう。

 

照明

照明の色味や明るさを調整すると、眠気を誘いやすい空間になります。
寝る前に白っぽい光を浴びると刺激が強すぎるため、オレンジ系の電球色にしましょう。
光源が見えない間接照明やテーブルランプなどを使うと、よりリラックス空間を演出できます。
ベッドに寝転がったまま照明を消せるように、枕元のスイッチやリモコンタイプもおすすめです。

 

家具

ベッドフレームをはじめ、家具は落ち着いたテイストのものを選ぶのがコツです。
たとえば木のぬくもりを感じられる収納ラックやサイドテーブルにすると、手触りだけでなく視覚的にもリラックスできます
モダンやホテルライクなど、シックで上品なベッドルームもくつろぎやすいですよ。

 

内装

壁や天井、ファブリックに色をプラスするなら、ブルー・グリーン・ブラウンなどリラックス効果のある色味がおすすめです。
たとえば「壁3面はホワイト系のクロスにして、1面だけウッドパネルにする」「壁紙はシンプルで、カーテンや枕カバーをグリーンにする」などアクセントとして色を取り入れると、おしゃれで落ち着く空間を演出できます。
また遮光性の高いカーテンを使うと、月明かりや早朝の日差しに邪魔されずにぐっすり眠れるでしょう。

 

実は重要!ベッドルームの環境もチェックしよう

寝具やインテリアに加えて、空調や香りにこだわることも大切。
これまで意識したことがなかった方は、この機会にベッドルームにプラスしてみてください。

 

空調

暑すぎたり寒すぎたりすると、なかなか寝つきにくいもの。
快眠のためには、眠る1〜2時間前からベッドルームの温度と湿度の調節が重要です。
湿度は50%前後くらいが理想的と言われているため、温度だけでなく湿度も測れる計測器があると調節がしやすいので、ベッドルームに置いておくといいでしょう。
夏はエアコンで湿気がこもらないようにして、冬は濡れタオルや加湿器を使って乾燥を緩和することを心掛けてみてください。

 

香り

空間づくりが整ったら、香りもプラスしてみましょう。
リラックスできる香りの活用は、快眠の手助けをしてくれます。
好みの香りを選ぶのもいいですし、リラックス効果があるといわれている「ラベンダー」「ベルガモット」「サンダルウッド」などを使ってみてもいいでしょう。
香りが強すぎると気になって眠れなくなるので、「ほのかに香らせる」のがポイント。
アロマキャンドルやフレグランスなどはインテリアにもなじみ、香りの効き目もちょうどいいです。
ゆらゆらと揺れる煙や炎にもリラックス効果があるので、就寝前に使っても安全なキャンドルやアロマディフューザーなどを置いてみるのもいいでしょう。

 

リフォームで快眠できるベッドルームをつくろう

大切なのは、快眠できるようにインテリアや設備を整えること。
「よく眠れない」という方は、ベッドルームをリフォームすることで快眠できるかもしれません。
リラックスできるベッドルームにして、ぐっすり眠りましょう。

自宅のベッドルームをどこから変えればいいのかわからない場合は、ぜひリフォーム実績が豊富な「わが家のマイスター」にご相談ください。
快眠につながる改善点をご提案させていただきます。