洗面脱衣室は物がたくさんあるけれど、狭かったり収納スペースを確保できなかったりしやすい場所。
すっきりと片づけるにはデッドスペースの活用など、収納にちょっとした工夫が必要です。
そこで今回は、洗面脱衣室をきれいに保つ片づけのコツや収納アイデアを見ていきましょう。
おしゃれな洗面脱衣室にするためのポイント
きれいですっきりとした洗面脱衣室にするためには、どのような点を意識したらいいのでしょうか。おしゃれに見せるポイントをご紹介します。
まずは不要な物を分類しよう!
収納スペースを増やす前に「洗面脱衣室に置かなくてもいい物」や「長く使っていない不要品」がないかチェックしましょう。
物の量を減らせば、キャビネットやラックを新たに購入する必要がなくなるかもしれません。
不要な物は捨てるか別室に移動させて、すっきりとした空間づくりをしましょう。
きれいを継続するルールづくり
整理整頓された洗面脱衣室をキープするには、片づけを継続することが大切です。
物には定位置をつくり、家族1人1人が意識して元の位置に戻せばきれいに保てます。
それでも片づけが苦手という方は、片づけの役割分担をしてみるのも1つのアイデア。
バスタオルをたたむ係、小物を元に戻す係……とストレスのない範囲の片づけであれば続けやすいでしょう。
洗面脱衣室のデッドスペース活用で収納量アップ!
「収納場所が足りない!」となったら、デッドスペースを有効活用できないか考えてみましょう。
今まで使っていなかっただけで、工夫すればかなりの収納量を手に入れられるかもしれません。
デッドスペース1:洗面台の下
排水管が通っている洗面台の下は、奥行や高さがあって収納しづらいもの。
突っ張り棒を真ん中あたりに2本設置して収納スペースを上下に分けると、上の余白も有効活用できます。
もしくは開き扉タイプから引き出しタイプの洗面台にリフォームすると、片付けがしやすくなるでしょう。
デッドスペース2:洗濯機の上
洗濯機の上もデッドスペースになりがち。
洗濯用洗剤・柔軟剤・フェイスタオルなどの収納場所として活用できます。
圧迫感のないオープンラックのほか、物を隠せる扉付きの棚を造作するのもおすすめです。
デッドスペース3:洗面台と洗濯機の間
洗面台と洗濯機の間に隙間があれば、スリムな棚を置けるかもしれません。
洗剤やタオルなどコンパクトな物であれば収納できるでしょう。
違和感なくすっきりと見せるには、洗面台の奥行と同じくらいの棚を選ぶのがポイントです。
洗面脱衣室をすっきり見せる収納アイデア
デッドスペースを活用するにしても、インテリアになじむ収納棚を設けたいところ。
思い切って収納量の多い洗面台に交換したり、収納棚を造作したりするのもおすすめです。
アイデア1:壁厚を利用したニッチ収納をつくる
ニッチ収納とは、壁の厚みを使った収納棚。
棚が出っ張ってこないので、コンパクトな洗面脱衣室でも使いやすいでしょう。
フェイスタオルや化粧水など、小さな物を置くのに便利です。
アイデア2:洗面台の隣にキャビネットを設ける
より収納量を増やしたい場合は、洗面台をリフォームするときに背の高いキャビネットも設けてみましょう。
洗面台の幅を広げて下部収納を確保するのも手段ですが、空間のメリハリをつける意味でもトールキャビネットはおすすめです。
洗面台と同じカラーの扉を選ぶと、統一感がありすっきりとした洗面脱衣室に仕上がります。
アイデア3:洗濯機の上に棚をプラス
デッドスペースになりやすい洗濯機の上にも棚をつくってみましょう。
ボックス棚には生活感のでやすい洗剤や掃除道具を入れて、パイプにはハンガーをかければすっきり。
棚位置が高いので、お子さまに触ってほしくない洗剤ストックなどの収納場所にも最適です。
アイデア4:着替えやタオル用の棚をつくる
各部屋からパジャマや下着を持ってこずに手ぶらで入浴できるように、余白スペースに棚を置くのもおすすめです。
洗濯し終わった後も、畳んでそのまま収納できるので片づけもラクラク。
設置したいスペースにフィットする棚が見つからない場合は、造作でおしゃれな棚をつくってみてはいかがでしょう。
洗面脱衣室リフォームでもっとおしゃれに!
意外と物が多い洗面脱衣室をきれいに保つためには、すっきりと片づけられる収納スペースが必要です。
コンパクトな洗面脱衣室でも、収納グッズを活用したり棚の造作をしたりと工夫することで、快適な空間になります。
収納グッズで解決できない場合は、ライフスタイルにあう洗面脱衣室にリフォームして収納量もデザイン性もアップさせましょう。
「わが家のマイスター」では、水まわりや内装のリフォームを数多く手がけています。
最適な収納アイデアをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。